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2012/04/05 Thu  19:44
オレは生きている

忘れかけてましたが、ほんとに久しぶり~~~に
動画をダウンロードしました。

そしたら、、ドルクの画像がでてきたんです(^^ゞ

『オレの生き様』は終わりましたが
見てやってください!

VPS

私が手を骨折した時ですから昨年4月の終わりくらいです。

喉元の腫瘍がかなり出っ張ってきてますが
必ず手にきて羽づくろいしてました。

懐かしいです!
こうやって画像や動画でまた会えるんですね(*^_^*)

オレは生きてますよ(私の中で)
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2012/04/02 Mon  23:37
オレの生き様(11)

オレの名前はドルク。
オレはこの名前を何度呼ばれたのか?
年が明け、春が来て10歳になった。

喉元もうっとおしくなってきたが
まだ羽も整えられる。
足も衰えて来たようだが動くことはできる。

おかぁの太くなった腕は居心地いい、おかぁ~痛いか?? わらじぃで寝るのは重い首も楽ちんなんだ!
ただ、飛ぶことがままならなくなってきた。
それを感じたおかぁは、オレを手に乗せ移動させてくれた。

行きたい所で降りて迎えに来てくれる。
行きたくない所は降りなければいいので楽だ。

暑い夏が過ぎ秋が来た。
オレはますます、身体の自由が利かなくなってきたのを
感じ始めていた。

爪も伸びたし、、首も重いが外に出るのはご愛嬌さ! 外にでても眠い時は寝る!おかぁ~早く部屋掃除終わらせておくれ!
寒い冬が近づく頃には寝ることが多くなった。
おかぁは、毎日部屋掃除のたびにオレを外に出してくれたが
待ってるあいだも眠い。

ハルちゃんは、動きが鈍くなってきたオレのそばに
いつも居てくれる。
口ばしについたゴハンをとってくれたり、
羽づくろいしてくれたり。
おかぁは、老人介護だと微笑んでいる。

おかぁは、部屋をのぞくたびに声をかける。
起きないと何度も呼ぶので少々面倒だ!

年が明けるころには、部屋の移動はできるが
とにかく眠くて寝ることが多くなった。

子分たち、おかぁ、おとぅの声を聞いたり
昔のことを思い出しながら寝るのが心地良い。

オレの鳥生は波乱万丈か?
オレは自信をもって幸せな男だと言える!

今年も新しい年を迎えることができた。
明けてすぐに茶々丸が眠った。
オレより先に眠っちまったのか!
オレより先に眠ったやつらは待ってるだろうか!

 おかぁ~ここはあったかくて居心地いいゾ~!
オレも眠くてしかたない。
目を開けようとするが瞼が重くて眠い。
ハルちゃんは隣りで心配そうにしているが
それに応えてやれる力もない。

おかぁは、毎晩寝る前に「また明日ね!」と声をかけてくれる。

また…明日…な…

オレは永い眠りに陥った(…完)


 火葬前のドルク!大好きなつぼ巣で永遠に眠る
ドルク 平成24年2月24日享年10歳11ヵ月 永眠

2012/03/23 Fri  22:15
オレの生き様(10)

オレの名前はドルク。

9歳になって、身体に異変を感じ始めていた。
おかぁも、気付いていたようだ。

相変わらず、つぼ巣に目がないのさ! いつも一緒のハルちゃんと部屋でまった~り!

春を待つ間もなくオレは産まれて始めて病院へ
連れて行かれた。

ハルちゃんを置いてオレひとりだ。
おかぁは不安な顔をしているので
オレは平然としていようと思った。

オレは診察室で男前の先生に触られ
綺麗なおねぇさんに羽を止められ
レントゲンを撮った。

右の首に腫瘍ができていた。
先生とおかぁの声が聞こえてくる。

「年齢もありますので切除の手術も、、」
「薬も、、」
「あとは、飼い主さんのご判断で、、」

オレは、おれたちの歳にすれば高齢だ。
おかぁは、当面はこのままにして様子をみると
決断してくれた。

オレはおかぁを信じて余生を送ろうと思った。
おかぁとふたりで電車に揺られながら
ハルちゃんの待つうちへ帰った。

ちぃちゃんと浮気してみる!ハルちゃんは怒らないが、おかぁは『エロジィ』と呼ぶ! 女の子に囲まれると、、はりきっちゃいそうだ!イケるゾオレ!
おかぁは、なるべくオレに支障ないように
生活させてくれた。

外にでれば、たまには違った女の子に声かけてみたり
好きなものを食べたり、
だけどハルちゃんは愛想尽かすことなく
オレのそばにいてくれる。

ハルちゃんは、、オレが好きなんだなぁ~(オレも好きさ!) おとぅの肩は広くていごごち良いんだぜ!ハルちゃんも一緒だった!

喉元の腫瘍は、生活するにはまだ大丈夫そうだ。
まだ飛べるし、ゴハンもうまい!
おとぅにも元気な顔をみせられる。

こうして、また寒い冬を迎えることができた。

ただ年が迫る頃愛娘ルルクが眠った。

  ルルクはオレの大事な娘だ!残念だった。。
オレとハルちゃんの初めての子供だ。
巣立ちすれば親子もないが、
オレたちの大切な子供には間違いない。

おかぁも責任を感じているようなので強くは言えないが
親より先に逝っちまうとは不幸な娘だ。

オレは日々、身体が老いていくのを感じながらも
新しい年を迎えることができた(…続く…)

2012/03/08 Thu  20:25
オレの生き様(9)

オレの名前はドルク。
新しいうちに来て1年が経とうとしている。

飛んでるのは俺様だぜ!まだまだ、若いもんには負けられん! 息子たちがいっつもくっついてくるんだ!親離れしてないのか?
新しい場所には慣れたし、まだ若いもんたちには負けない。
初めに育てた息子ちは、相変わらず親離れしないのか
ハルちゃんにくっついてくる。
ハルちゃんを好きになる気持ちはわかるが。

おかぁは、オレたちの部屋を子供たちから離した。

大好きなつぼ巣の確認は怠れない!良し!イイ感じの巣だ! 子供たちが気になるハルちゃん。心配ないさ!

ハルちゃんは4歳になっていたが
年が明けてからまた卵を産んだ。

同じ頃、隣り部屋になったチルクとちゅんちゃん夫婦も
卵を6個産んでいた。

オレたちの卵は産まれそうもない。
おかぁは、ちゅんちゃんの卵2個をオレたちに託した。

産まれるかはわからないが
オレは大好きなつぼ巣で生活できるならと
快く引き受けた。

すると、2羽産まれた!
隣り部屋からも4羽の子供たちの声が聞こえてくる。

おかぁは、無理させて悪いね…と言うが
自分たちの子供じゃなくたって
口をあけてゴハンをせがむ子供たちは可愛いもんだ!
オレとハルちゃんは、また夢中で子育てをした。

やっぱり誰かが近くに来る!オレたち人気者?…な訳ないか。 チルク&ちゅんの子供たちも無事に大きくなっていった!
途中からは、おかぁが変わりに育ててくれた。
つぼ巣がなくなって寂しくなったが、
おかぁはワラの板床を置いてくれた。
無事に大きく育っていく子供たちの声を聞きながら
オレたちはここで安心できるようになった。

6羽の子供たちも大きくなり、それぞれのうちへ行った。

隣り部屋のちゅんちゃんは、
子供たちを見送ると安心したように眠った。

新しいうちに来て1年を迎えることなく
かぃとみかん夫婦が眠った。

おかぁは、若いやつらを見送るたびに寂しい顔をした。
だけど、おかぁはオレが声をかけると元気になる!

オレは9歳になっていた。
また、暖かい春が来るころ
身体に異変を感じはじめていた(…続く…)

2012/03/02 Fri  23:51
オレの生き様(8)

オレの名前はドルク。
また暑い夏を過ごし秋が来た。

ハルちゃんは、卵を産むことなく落ち着いていた。

年が明ける頃、おかぁとアネキは別々に暮らすことになった。

この部屋ともアネキともお別れしたんだったな。。 アネキの肩じゃイタズラするのに物足りないゾ~~~~
アネキは中学生のころからの付き合いだ。
よくイタズラして困らせたな。
ひとりになっても頑張れよ!

おかぁには新しいおとぅができた。
暮らしなれた練馬を離れ、おとぅが暮らす伊勢原へ引っ越すそうだ。

おとぅは、オレたちのために部屋や手作りラックを用意してくれた。

引っ越ししたてだ!まだ遊び道具もないゾ。 おとぅの肩は居心地がいいのを発見した!
オレたちは、部屋ごとビニールに包まれ、おとぅの運転で
初めての引っ越しを経験した。
1番陽当たりが良く静かな場所だ。車の音もしない。

しばらくはみんな落ち着かないようだったが
時期になれた。

ハルちゃんも落ち着いたようで卵を産んだ。

子供が産まれてるので、あやしげな物体から守るのダ! 日をあけて2羽の子供が産まれた~!
日を空けて2羽の子供が産まれた。
この頃、オレは8歳になっていたが、
子育てにはまだ自信があった。
この歳になって!とおかぁはビックリしたようだ。

いくつになったって子供は可愛いもんだ!

ハルちゃんもこの年秋には4歳になる。
もうあまり無理はさせられない。

この子たちも途中からおかぁが育ててくれた。

サクラのココアちゃんは遠方の関西へ~ハルちゃんにそっくりの子だな。。 最後の子供のラセちゃん~隣り街に行ったのさ!
元気に育った子供たちは、よそのうちにいった。

ハルちゃんは、続けて卵を産んだが
この子たちがオレたちの最後の子供となった。

新しい家で過ごす初夏は、山からの風が入り心地よかった。
おかぁも仕事を辞め、オレたちと居る時間が増えた。

食事もうまいし、空気もうまい!
おとぅが作ってくれた遊び場も快適だ。
またハルちゃん、子文たちと一緒の時間が過ぎていく。

この年の初めに
若いころ遊び相手だったミヨが眠った。
初夏には初恋したポルちゃんが眠った。

オレより若いやつらを送る歳になっていた(…続く…)
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